かなり個性的な生き物が盾の両脇を固めていますが・・・
この生き物、‘鵺’と言うらしく、仁平3年、時の帝を悩まし宮中で暴れまわったらしい・・・
で家来が矢でし射止めたところ、頭がサル、胴がタヌキ、四肢がトラ、尾がヘビの形をした「鵺」という怪獣であった。と言う話らしい。
で、京の都から屍を淀川へ流しこの地大阪へ流れ着いたと言うもの。故に水辺と縁が深い?生き物として大阪港の紋章をデザインする中で見事サポーターとして抜擢されたと言うわけであります。
紋章
青の地。チーフ(盾の上部)には金色の大阪港のマーク。ベース(盾の下部)には、銀の波の上に2本マストで帆を張り、赤い旗をなびかせた金色の古代日本船。これにはさまれた金のフェス(横帯)の上に、2枚・3枚・2枚とならんだ7枚の緑色の銀杏の葉。
クレスト(冠部)
金色と赤色のリースの上に、大阪市庁舎の“みおつくしの鐘”の塔屋。
サポーター
両側に“ぬえ”。近衛天皇(1139~1155)の時、源頼政が宮中で射殺したといわれる怪獣。(頭はサル、胴はシシ、尾はヘビ、手足はトラ、声はトラツグミに似ていたといわれる)
モットー(標語)
名声と進歩
*大阪市港湾局HPより転載
こんなマニアックな紋章も実はバッジやなんやも製作されていて外郭団体の社団法人大阪港振興協会?が委託で販売もしているようで、港湾局のサイトでも紹介してるので是非ご覧下さい。こういう団体は不思議だ・・・。
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